ベトナム航空の新しいクレジットカードーただし注意が必要?
三井住友 VISAカードから新しいクレジットカードが発行されたようです。ここ最近はA350やB787といった最新機材を東京だけではなくて関空からも飛ばしており今アジアの航空会社でのなかでは勢いがある航空会社の1つであるベトナム航空と提携したクレジットカードです。ではさっそく見ていきましょう
今回のクレジットカードもデルタAMEXのように2種類あって年会費によってステータスが違います。
①ベトナムエアラインズカード
年会費は5000円+消費税
②ベトナムエアラインズゴールドカード
年会費は4万円+消費税
ゴールドカードに関してはデルタアメックスを上回る高額な年会費となっていますがさてそのベネフィットをみていきましょう
- 入会で普通カードは1000マイル、ゴールドカードは2000マイル
- 100円1マイル
- 初年度は普通カードは年会費が無料
となっています。
ボーナスマイルとか結構しょぼくないですかね(笑)
カード継続のボーナスはどうなんでしょうか
HP上には載っていませんでした。
さてここからが肝心のベネフィットです
入会するだけで
- 普通カードはチタニウム会員へ
- ゴールドカードはゴールドメンバーへ
となります
具体的な会員のベネフィットは
まずはゴールド
ゴールドメンバーになるには
- 30000マイルの獲得か30回の搭乗が必要
頑張ればなれそうです(笑)
さて気になるベネフィット
- ベトナム航空利用時にビジネスクラスラウンジ利用
- ビジネスクラスチェックインカウンター利用
- 座席指定
- 15キロの超過荷物免除
- 誕生日に1500マイル
- 各フライトに50%ボーナス
- スカイチームのエリート会員
となっています
さてお次はチタニウム会員
チタニウム会員になるには
- 15000マイルの獲得か20回の搭乗が必要
ベネフィットは
- ビジネスクラスチェックインカウンター利用
- 座席指定
- 10キロの超過荷物免除
- 誕生日に1000マイル
- スカイチームのエリート会員
となっています
ベネフィット自体はまあこんな感じでしょうか
全体的にみると
ベトナム航空の場合は最上級ステータスの「プラチナ」にならないとスカイチームのエリートプラス会員にはなれないようです
このスカイチームのエリート会員とエリートプラス会員では大きく扱いが違っていて
見てみると
スカイチームのエリート会員のベネフィットはこちら
スカイチームのエリートプラス会員になると以下のベネフィットがエリート会員のベネフィットに加えられます
この大きな違いはエコノミークラス利用時でもスカイチームの航空会社に乗るときはラウンジが使えるか使えないといった違いです
つまりこのベトナム航空のゴールドメンバーでもチャイナエアラインや中国東方航空といった他のスカイチームのエコノミークラス利用時でもラウンジは使えないということです
ということは改悪したデルタアメックスのほうがスカイチームのエリートプラス会員がついてくるので無理に作る必要はなさそうですね
さて最後はベトナム航空のマイルを利用した特典航空券の必要マイル数です
ベトナム航空利用時では
- 往復でエコノミークラス利用8万マイル
- 往復でビジネスクラス利用で18万マイル
となっています(どちらもレギュラーシーズン)
結構厳しいですね
さてお次はスカイチームや提携航空会社であるANAなどを使うときの必要マイルをみていきましょう
日本発のチャートです(片道)
- バンコクまでエコノミークラス利用で往復9万マイル、ビジネスクラスで13万マイル
- 南米、北米、中東、ヨーロッパまではエコノミークラス利用で往復8万マイル、ビジネスクラス16万マイル
となっています。
東南アジア行きよいかは南米、北米、中東、ヨーロッパ方面にマイルを使ったほうがいい?
といった感じです。
この新しいクレジットカードですがここ最近元気なベトナム航空と提携したということはかなり大きな展開だとは思いますが年会費が高額な割にはデルタアメックスのほうが改悪したとはいえ使いやすいイメージです。
もちろんベトナム航空を多く利用する出張族の人にとってはいいカードかもしれません。
やっぱり航空会社と提携したクレジットカードでもすんなりと上級会員を付与するのって契約上難しいのかなと思った次第です。